2006年08月01日
映画:ブレイブ ストーリー
原作を読んでからと思っていたので、この時期。
ある程度覚悟はしていたが、感想としては、厳しい。
127分では冒険にはならない。
映画にするにためにはどうしても仕方ないことではあるが、かなりのエピソードが、省略/変更されている。
物語の主題に関わる部分も変わってしまっているので、説得力がない。
その割には、説明がないところもあったり・・・
サイドストーリーは、ばっさりカット。さらに本筋でも過程はカット。
過程があるからこそ、感動できるのであって、いいところだけまとめてもそれは・・
そして、エンディングは・・・
それでは今までの話は何だったのだ。
なにか、この物語で最も重要な部分が抜け落ちているのではないかとそう思った。
映画だけを観た人には、是非原作を読んでもらいたい。
そこには、映像では伝わらない作者の文章の美しさがある。
箇条書きにしたが、いいところがあまりない。
○良かった所
声に関しては、概ねOK。あらかじめ誰が当てているかわかっていても、違和感無い
ただ、うまいかどうかは別。カッツはあっていない。
キ・キーマは、はまっていた。
×悪かったところ
ターゲットが不明
→子供向けでもなくかつ大人向けでもない。声のキャスティングからしてその中間か？
現世のどろどろした部分は、カット
→母親が、心中しようとそた所とか。カッツが死ぬところとか
ワタルと仲間達の関係が薄い
→急展開であるため、友情・信頼といった関係ができない
幻界にいく理由が薄い
ワタル一人でも成立するストーリー
→キ・キーマ、ミーナに関してはいなくても物語は成立するぐらいの位置づけ。
設定が異なる
●宝玉を手に入れると少しの間だけ現世に戻ることが出来る
●ハルネラ
●ファンロンとエルザ
●ジョゾ
●ヒト柱
●ロンメル隊長
宝玉をは剣にはめるたびに特別な能力を使うことが出来るとうような設定がない。
→その割には、原作にない緑の風船みたいな物がでたり・・・
宝玉を集める過程すら省略
→５つのうち３つくらいはダイジェスト中でで入手
イメージが異なる
・ゾフィー
・ミツルの妹
・ミーナ
投稿者 mofay : 2006年08月01日 22:00
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